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東巌社


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武道の稽古とセロトニン

「セロトニンがつなぐ呼吸と武道」(医学博士 有田秀穂)という講演を聞きに日曜は東京芸大まで行ってまいりました。

武道についての話は殆どなかったのですが、それは有田先生のご著書「脳を活性化する武道とセロトニン」の中に詳しく書かれてあります。

私なりに解釈させてもらいますと、試合での勝ち負けに執着せざるを得ないスポーツではなく、稽古によって報酬を度外視した環境の中で集中力が養われその時の呼吸によりα2という脳波になり、そしてセロトニンという物質が発射される。そしてそのセロトニンはあらゆる臓器や脳の中で作られ、それらの機能を活性化させ、脳の無意識反応に働きかけ直観力を向上させる。

と、まぁこんなところでしょうか。

ここで大切なことはもちろん呼吸によって脳波が変わるというところですが、我々が稽古するにあたって最も大切なことは、報酬を期待せずに行うということです。

報酬を期待しての行動は社会生活を営む上で避けては通れないことですが、いつもこれらが念頭にあると、期待をそがれた場合や期待できない事態になった時の気持ちの変化で肉体に大きな好ましくない負荷がかかってしまうということです。

例えば相反する事象ですが、一つは退職後に虚無感に襲われるなどといったことや、一方では薬物依存などもこの報酬、つまり強い刺激という見返りが欲しいあまりに手放せなくなるということの一つと考えられます。

ですから、自分の研究に没頭することが許されているような環境で仕事ができる人は幸いです。

しかし日々数字に追われるような仕事に取り組まれている方たちには是非とも呼吸法を行って頂きたいと思います。


空手の型では三戦、セイサン、転掌など那覇手の方が呼吸法を使いますが、首里手の早い型も決して呼吸を考えていないわけではありません。

柔術や剣術の型は二人で行う所謂組み型ですが、抜刀術や空手は一人で行い呼吸と気を練るのが型であるとされてきました。

つまり組み型では二人で息を合わせることが稽古であり、一人型では自ら呼吸に意識を置くことが稽古の眼目になってきます。



空手は道場に来れないときでも稽古は出来ますので、忙しい方も、呼吸法を心がけて独り稽古を続けて頂きたいと思います。

因みにセロトニンやメラトニンを作るとされているアミノ酸トリプトファンは次のような食品に含まれています。

まぁ、誰もが日々とっている物ですので特に気を付ける必要すらないほどのものですが。

★トリプトファンの含有量(食品100g当たり) •バナナ 10mg/100g
•豆乳 53mg/100g
•牛乳 42mg/100g
•ヨーグルト 47mg/100g
•プロセスチーズ 291mg/100g
•ひまわりの種 310mg/100g
•アーモンド 201mg/100g
•肉類 150~250mg/100g
•赤身魚 200~250mg/100g
•糸引納豆 242mg/100g
•すじこ 331mg/100g
•たらこ 291mg/100g
•白米 89mg/100g
•そば 192mg/100g

最後に、有田先生のご著書の題は「脳を活性化する武道とセロトニン」となってはいますが、この武道とはスポーツ武道のことではありません。スポーツをもちろん否定もされてはいませんが、大切なのは稽古の仕方であってその集中の状態が大切なのです。
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