生涯をかけて学び続ける
斎藤一人 商人道 (2011/02) 尾形 幸弘 商品詳細を見る |
北海道で居酒屋を経営していらっしゃる尾形 幸弘という方が書かれた本です。
師匠から学んだことを実践していき、自分がどう変わっていったか、どう感じたかが書かれています。
この中で江戸時代の商人高田屋嘉平衛のことが出てきますが、商人も豪商と言われるような人は腹が据わっていたのですね。
検索→高田屋嘉兵衛物語
今の政治家で高田屋嘉兵衛のような人物がいたら全ての外交交渉がうまくいきそうだと思ってしまいました。
留任の外務大臣さんにも期待したいものです!
著者の尾形さんの師匠である斎藤一人さんは何かにつけて「笑顔と言葉」に気を付けるようにとお弟子さんたちに言っているようです。
別のお弟子さんの著書では「そんなことで商売がうまくいくなら苦労しない。もっと肝心なことを聞きたい」と思ったとたんに「うまくいかないから俺のところへ来たのだろ。笑顔と天国言葉(※)って言われたらやりゃぁいいんだよ!」と言われ、目の前にいる人に対する影響が、顔つきと言葉でいかに変わるかを悟ったということを書かれていました。
私は道場で稽古をしているときはいつも笑顔、というわけにはいきませんが、人と会話をしているときには笑顔と言葉使いに気を付けようと思います。
この本の中で感銘を受けたところはいろいろあるのですが二つほどご紹介させて頂こうと思います。
「あのな、運勢を自分で切り開くと思っている人がいるんだけど、運は人が切り開いてくれるんだよ」
この言葉に異論のある方もいらっしゃるかもしれませんが、それだけ他人に対して気を遣えという意味です。
もう一つは高田屋嘉兵衛の言葉ですが、「商人に常禄なし、稼ぐは一生の務めなり」
素敵な言葉です。
今は70代80代の人でも元気な人は沢山いますから、商売に限らずどんどん好きなことができる世の中だと思います。
さて、来月4日は6:30から甲野善紀先生稽古会。13日(月)は審査会です。
今回の審査会では8年以上続けて稽古してくれている中学生・高校生たちに武具のプレゼントを贈ります。
中には11年続けている子が2人もいますし、8年以上の小学生も2人います。
なぜ中高生のみが対象かと言いますと、小学生は空手の動きに慣れ親しんでもらうというところで終わりやすいからです。
集中力の高いお子さんの場合は小学生高学年からなるべく中高生クラスに参加してくれるように誘っています。
スポーツという部分ではなく、武道というものを通したものの見方を習慣的に養っておけば、人生の岐路に迷った時などに大きな助けとなることと思います。
剣道は一生続ける人が多いです。空手は一生続ける人は剣道に比べると少ない気がします。
尚武館で一番長いのは師範代で、浪人生時代からです(笑)。
師範代の次に長い内のナンバー2は中学1年からです。
空手の稽古は道場に通わなくても一人ででも出来ますので、是非長く続けて頂きたいと思います。
※天国言葉・愛しています・うれしい・たのしい・しあわせです・感謝してます・ありがとう・ツイてる・ゆるします
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